DVDが2月22日パイオニアから出ます。

・不快映像の根底にあるテーマ
この映画は最初、生理的不快感しか与えなかった。前半はなんとか大丈夫だったが、後半残り20分ぐらいはもうまさに阿鼻叫喚。俳優達のみごとなまでの(とくにE・バースティン)狂った演技、画面に映る超不快映像、危険音のようなBGMがものすごいまでの相乗効果を生み、観てる側まで狂いそうになるほどだった。
この映画、何を伝えたいのか?簡単だった。ドラッグとは全ての終わりだということを言いたかったのだろう。後に残るものは何もない。何も。
この映画の効果の絶大さはみせる映像にある。例えば、有名人がよく覚醒剤はダメとかいうCMに出てるが、説得力がない。もしかしたら、覚醒剤使ったらどうなるんだろうか?という興味まで持たせるかもしれない。そんな皮肉な結果には絶対にならないのがこの映画である。ドラッグ服用者の地獄の顛末を観せることで、観客は不快感を持ち、興味を失う。さすがは数学監督!計算済みだったのね。
しかし、ただ一つ計算ミスがあったのは観客をこの映画の中毒症にしてしまったことだろう。


え〜、期末テスト前ですので、少し休みます。ごめんなさい。

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